動中の工夫は 静中の工夫に勝ること 百千億倍

江戸時代の禅僧、白隠禅師の残された言葉です。

静中(坐禅=心を調えること)も大事。


だけど、それ以上に

動中(食事、掃除、仕事など日常生活そのもの)

が大切だ。



今まではその程度の理解をしていたのですが…

この和尚さんのブログを読んでグッと来た!



【百千億倍】なのです。

「倍」と「百千億」という言葉に意味がある、と。

 

◆「倍」ということは、

 いくら動中の工夫をしても、

 静中(心を調えること)がベースになければ

 いつまでたってもゼロである。

 

◆「百千億」

 普通に考えれば、百、千、の次は万。

 だけど、あえて、百、千、億となっている意味は…


【ブログ本文より】
禅の教えでは、型を破ること、
自分の殻を壊すことを大切にします。
型を破るといっても、まずは型を作ること、
型をしっかりと固めた後に壊します。
静中に勝ること 百千億倍
は、静中(坐禅)という型をしっかりと作った後、
「百千億」との表現のように、
その型すら破ることの大切さを
説いてくださっていると感じました。



素晴らしい解説!!

なんだか私はすごく腑に落ちました。

 

ぜひ読んでみてください

http://blog.tokozenji.net/blog-entry-1302.html



しなやか呼吸日和

呼吸をかえて自分らしく生きる 心と体がふわっと軽くなるコツをお伝えしています。